現金売上の推計課税を受けない工夫

日常仕訳のプログラム
個人事業者編
現金売上は営業日誌をつけて毎日現金残を合わせる。 理美容業 小売業 飲食業など
レジなど現金の管理を身内が行っているような場合は、特に注意が必要になります。
日々現金売上がある先は、日々営業日誌などを毎日付けて実際の現金残を帳簿残と合わせる工夫がないと、税務調査の際には意図的な売上の除外があると見なされてしまいます。

当事務所では一日の取引を営業日誌に記入するようにご指導しています。

  一日の売上合計   xxxx円  レジの合計など
  一月の売上の累計   xxxx円  xx月xx日普通へ入金
顧客の人数 単価 などを記入しておきます。

次にお店で現金で支払われる経費の明細を記載します。
 現金仕入
 現金の支払など
     小計       xxxxx円
    釣銭                     xxxxx円
 現金残の確認を毎日して記録を残しておきます。

 税務署の見るところ 顧客数に単価を掛けて容易に売上を推測してきます。一見、会計ソフトできっちり出来ていても現金の管理が甘いと売上除外を疑われトラブルの原因になってしまいます。飲食店などではビールの本数などやおしぼりの数なども注意を払いましょう。理美容業ではパーマ液の数量などを注意します。水道のメータなどで推計する場合もあるようです。